2016年12月03日

朴大統領の弾劾案「憲法と法律に違反し、国民裏切った」

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6週連続で大規模集会.

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親友の国政介入事件をめぐる一連の疑惑で韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める大規模集会が3日午後、ソウルをはじめ全国各地で開かれた。退陣を求める週末の抗議集会は6週連続。ソウル集会の参加者は主催者推計150万人(警察推計で22万人)。朴大統領が自身の進退を国会に押し付けるような態度を示したと強く批判し、「即時退陣」を求めた=3日、ソウル(聯合ニュース)
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聯合ニュース 2016/12/03 18:12
朴大統領の退陣求める集会 全国各地で始まる=6週連続.

【ソウル聯合ニュース】親友の国政介入事件で国民から強い批判を浴びている韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める大規模集会が3日午後、ソウルなど全国各地で始まった。退陣を求める週末の抗議集会は6週連続。

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▲朴大統領の退陣を求める市民ら=3日、ソウル(聯合ニュース).

 全国民主労働組合総連盟(民主労総)など約1500の団体でつくる「朴槿恵政権退陣非常国民行動(退陣行動)」は3日午後6時から、ソウル都心の光化門広場で集会を開催した。各界の市民の発言や公演などが1時間ほど行われ、その後青瓦台(大統領府)に向かって行進する。

 朴大統領が先月29日に3回目の談話を発表し、「大統領職の任期短縮を含め、進退問題を国会の決定に委ねる」と表明、自身の進退を国会に押し付けるような態度を示したことで国民の不満はさらに高まっている。警察はソウル市内に約2万人を配備した。

 集会はソウルをはじめ、大邱、蔚山、済州など26地域で同時多発的に行われる。

 一方、退陣行動など朴大統領の退陣を求める市民らはこの日午後4時から青瓦台(大統領府)を取り囲む形での行進を行った。参加者たちは朴大統領の3回目の談話を批判し、直ちに退陣することを求めるとともに、朴大統領の4月退陣を党の方針と決めた与党セヌり党を非難した。

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▲東大門デザインプラザ前で開かれた朴大統領の退陣に反対する保守団体の集会=3日、ソウル(聯合ニュース).

 朴大統領の退陣に反対する保守団体の集会も行われた。朴大統領の支持団体「朴槿恵大統領を愛する会」など約3万人(主催側発表)は東大門デザインプラザ前で集会を開き、朴大統領への批判を中止するよう求めた。汝矣島でも5000人余り(主催側発表)が集まり、朴大統領への退陣要求が法治主義に反するものだと主張した。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/12/03/02000000-00AJP20161203000200882.HTML
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聯合ニュース 2016/12/03 22:49
3回目談話に怒った世論 6週連続で大規模集会=韓国.

【ソウル聯合ニュース】親友の国政介入事件をめぐる一連の疑惑で韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める大規模集会が3日午後、ソウルをはじめ全国各地で開かれた。退陣を求める週末の抗議集会は6週連続。

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▲光化門広場で開かれた集会=3日、ソウル(聯合ニュース).

 全国民主労働組合総連盟(民主労総)など約1500の団体でつくる「朴槿恵政権退陣非常国民行動(退陣行動)」は3日午後6時から、ソウル都心の光化門広場で集会を開催した。

 参加者は主催者推計150万人(警察推計で22万人)。一連の疑惑が発覚後、6週連続で開かれていることを踏まえれば相当な規模と言えそうだ。

 朴大統領は先月29日に3回目の談話を発表し、「大統領職の任期短縮を含め、進退問題を国会の決定に委ねる」と表明した。参加者たちは朴大統領が自身の進退を国会に押し付けるような態度を示したと強く批判し、「即時退陣」を求めた。また、朴大統領の4月退陣と6月の大統領選を党の方針と決めた与党セヌり党を非難する声も相次いだ。

 40代の会社員は「先週も集会に参加したが、朴大統領の3回目の談話を見て、怒りがこみ上げてきて、黙ってはいられなかった。ここに来ている人たちは皆同じ気持ちのはず」と語気を強めた。

 汝矣島の与党セヌり党本部で開かれた集会でも「セヌり党が朴大統領に『免罪符』を与え、政治日程を主導しようしている」と批判する声が上がった。

 光化門広場での集会の前には退陣行動など朴大統領の退陣を求める市民らが午後4時から青瓦台(大統領府)を取り囲む形での行進を行った。市民らは青瓦台から約100メートル離れた場所まで行進し、朴大統領の退陣を求めた。

 主催側はこの日、2014年のセウォル号沈没事故当日の朴大統領の動静が明らかになっていない「空白の7時間」の解明を求める意味から午後7時に一斉にキャンドルを消すパフォーマンスを行った。さらに、午後7時に青瓦台のホームページへの攻撃を呼びかける動きもあったが、警察によると、実際に被害はなかった。

 集会はソウルをはじめ、大邱、蔚山、済州など26地域で同時多発的に行われた。

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▲朴大統領の退陣に反対する保守団体の集会の模様=3日、ソウル(聯合ニュース).

 一方、朴大統領の退陣に反対する保守団体の集会も行われた。朴大統領の支持団体「朴槿恵大統領を愛する会」など約3万人(主催側発表)は東大門デザインプラザ前で集会を開き、朴大統領への批判を中止するよう求めた。汝矣島でも5000人余り(主催側発表)が集まり、朴大統領への退陣要求が法治主義に反するものだと主張した。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/12/03/02000000-00AJP20161203000300882.HTML
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聯合写真ニュース 2016/12/03
「空白の7時間」解明求める.

12-3  「空白の7時間」解明求める  PYH2016120311720088200_P2.jpg

朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める集会で主催側は、2014年のセウォル号沈没事故当日の朴大統領の動静が明らかになっていない「空白の7時間」の解明を求める意味から午後7時に一斉にキャンドルを消すパフォーマンスを行った=3日、ソウル(聯合ニュース) (END)

http://japanese.yonhapnews.co.kr/0199000000.html?st=20161202141742&cid=PYH20161202096200882
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聯合ニュース 2016/12/03 07:46
朴大統領の弾劾案「憲法と法律に違反し、国民裏切った」.

【ソウル聯合ニュース】韓国の野党3党(共に民主党、国民の党、正義党)は3日、親友の崔順実(チェ・スンシル)被告をめぐる一連の事件を受け朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する弾劾訴追案を発議した。

12-1  朴大統領  AJP20161201003200882_01_i.jpg

 3野党は弾劾訴追案で発議の理由について、「職務の執行において憲法と法律に広範囲かつ重大な違反を犯した。憲法秩序の本質的内容を毀損(きそん)・侵害した」とした上で、民主主義に背く行為であり、選挙を通じて国民から与えられた民主的な正当性と信任を裏切った」と指摘した。

 また崔被告などによる国政介入や横領は把握できないほど広範囲に行われており、これら不正は朴大統領本人が関与していたと指摘した上で、「検察の捜査に応じるという国民に対する約束を破り、最低限の信頼も失った」と強調した。

 さらに「朴大統領の支持率は4〜5%程度に落ち、これ以上職責を遂行するなという国民の意思は明らか」とした上で、「弾劾訴追により、国民の意思と信頼を裏切る権限の行使は容認されないという憲法の原則を再確認することになるだろう」と主張した。

 具体的な弾劾の理由については、「憲法違反」と「法律違反」に分けて説明した。

◇崔被告の国政介入をめぐる憲法違反行為.

 崔被告を国政に介入させたことについては、憲法における国民主権、代議制民主主義、閣議に関する規定、大統領の護憲義務などに背くものと指摘した。

その具体例として、崔被告が政府高官の人事に関与したこと、閣議で決定すべき内容を崔被告に教えたこと、国家権力を崔被告の私利私欲を満たすための道具にしたこと、崔被告が大統領の権力を乱用し、企業に多額の資金を拠出するよう強要したことなどを挙げた。

 また朴大統領が崔被告の推薦により金鍾(キム・ジョン)被告を文化体育観光部の次官に任命したことも違憲だと指摘。前青瓦台(大統領府)政策調整首席秘書官の安鍾範(アン・ジョンボム)被告を通じ、企業に金品の拠出を強要したことも憲法が保障する財産権などを侵害しているとした

◇セウォル号事故への対応をめぐる違反行為.

 2014年4月16日に発生した韓国旅客船セウォル号沈没事故への対応の不備についても生存権を保障する憲法に違反すると主張した。

 3党は、朴大統領が沈没事故発生後、しばらくしてから現れ、状況を把握していなかったことにも触れた。国民とメディアが事故当日の朴大統領の「空白の7時間」について真相の糾明を求めたにもかかわらず、協力せず、知る権利を侵害したと非難した。

 また朴大統領が同事故に関して直接報告を受けず、書面で済ませたことは、「国民の生命と安全の保護という大統領の職務を放棄した」と主張した。

◇贈収賄罪.

 崔被告が主導して設立した文化支援財団「ミル財団」とスポーツ支援財団「Kスポーツ財団」の資金集めなどに朴大統領が関与したことは贈収賄罪に当たると指摘した。

 特に財閥のサムスングループ、SKグループ、ロッテグループを名指しし、資金を受けた見返りに、便宜を図ったと指摘した。

 サムスングループについては、サムスン物産と第一毛織の合併をめぐり、サムスン物産の最大株主だった国民年金公団が合併賛成に回るよう朴大統領が影響力を行使したと主張した。

 SKグループについては、横領で服役していた同グループの崔泰源(チェ・テウォン)会長を2015年8月に特別赦免したことや、同グループが免税店事業者に選ばれるための便宜を図ったなどと指摘した。

 ロッテグループについては、SKグループと同様に免税店事業者に選ばれるための便宜を図ったことや、ロッテがKスポーツ財団に振り込んだ資金が、検察によるロッテの家宅捜索の前に返金されたことなどを挙げた。

 3党は「これら3グループには企業合併の議決権行使、特別赦免、免税店事業の認可申請、検察による捜査など、直接的な利害関係があった」とした上で、「3グループが渡した360億ウォン(約35億円)は、賄賂と見るべきだ」と主張した。

◇職権乱用・強要などの法律違反.

 ミル財団に対しては16社が、Kスポーツ財団には19社が寄付金を拠出したことについては、朴大統領の職権乱用・強要罪が成立すると説明した。「企業は強大な権力を行使する朴大統領と安被告から資金を拠出するよう要求され、違法、脱法であることを問わず、即座に資金を出した」と指摘。その上で「担当役員らは大統領の要求に応じなければ税務調査を受けるなどの不利益があると恐れたのだろう」とした。

 また「朴大統領は安被告、崔被告とともに、このような恐怖心を利用し、資金を出させた」とした上で、「企業の意思決定の自由を侵害した」と断じた。

 一方、青瓦台の機密文書が外部に流出したことについては、「文書流出および公務上の機密漏えい罪」に当たるとして訴追案に入れた。

 朴大統領が2013年に当時の秘書官に指示し、複合体育施設の候補地に関する文書を電子メールに添付し、崔被告に送らせたとした上で、朴大統領が公務上の機密が含まれる47件の文書を崔被告に送っていたと指摘した。

 3党は法律違反の部分でも「国家組織を利用し、国民の基本権を侵害して不正腐敗行為を犯した。国と国民の利益を明確に損なう行為」とした上で、「大統領が国民の信任を裏切り、国政を担う資格を喪失した」と断じた。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2016/12/02/09000000-00AJP20161202005400882.HTML
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登録 : 2016.12.03 00:26修正 : 2016.12.03 09:34
大統領府、映画や風刺画など批判世論を「大統領侮辱」として徹底的に検閲.

言論労組、キム・ヨンハン元首席秘書官の備忘録の一部を公開
批判世論を「大統領侮辱」とし懲罰指示
キム・ギチュン室長の指示を中心に対応、大統領による指示も登場
与党議員ら大統領府の論議通り「ダイビング・ベル」“上映禁止”を主張
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▲金英漢(キム・ヨンハン)青瓦台民政首席秘書官(写真=青瓦台写真記者団).

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▲故キム・ヨンハン元大統領府民政首席秘書官が残した記録の一部。セウォル号の惨事を扱ったドキュメンタリー「ダイビング・ベル」に対応する情況が示されている=出処:全国言論労働組合//ハンギョレ新聞社.

 大統領府が批判的なマスコミ報道はもちろん、映画、芸術作品、さらには個人の批判の声まで全方位的に検閲し、逐一対応を指示してきた情況が明らかになった。
 全国言論労働組合は2日、緊急記者会見を開き、キム・ヨンハン元大統領府民政首席秘書官が残した「備忘録」中の大統領府の事細かな「批判世論の統制」情況を示す内容を公開した。この備忘録は、キム元首席が大統領府で朴槿恵(パク・クネ)大統領とキム・ギチュン当時秘書室長が主宰した首席秘書官会議などに参加し記録したものである。キム・ギチュン当時秘書室長の指示事項が、“長”という漢字とともにきわめて詳細に記録されている。朴槿恵大統領が直接指示した内容は"領"として登場する。記録によると、キム・ギチュン当時秘書室長を中心に、大統領府がメディアの報道だけでなく、大統領を批判する文化活動まですべて「大統領侮辱」と規定し、事実上検察・警察の捜査を指揮した情況がそのまま表れている。国家機関、与党、保守団体などを動員して執行した事例も多数確認された。

 特に、大統領府はセウォル号の惨事と関連した大統領批判に過度な関心を示した。イ・サンホ前文化放送(MBC)記者が制作したドキュメンタリー「ダイビング・ベル」に対する全方位の圧迫と処罰を、釜山(プサン)国際映画祭上映前から執拗に指示したのが代表的だ。備忘録2014年9月5日付には「ダイビング・ベルー教文委(教育文化体育観光委員会)−国政監査場で糾弾要請(シン・ソンボム幹事)」という記録があり、その後、「ダイビング・ベルードキュメンタリー制作放映−その他の罪責(罪を問う)」(9月6日付)、「釜山映画祭−ダイビング・ベルーイ・ヨングァン執行委員長/60億の予算支援」(9月10日付)、「ダイビング・ベル上映することが予想される、捜査」(9月20日付)などの記録が続く。「ダイビング・ベル上映−貸館料など資金源追跡ー実体暴露」(10月22日)という対応策には、キム・ギチュン秘書室長の指示を意味する“長”が表示されている。

 実際この記録通りに、国会教育文化体育観光委員会所属の与党議員らはその年の国政監査で「ダイビング・ベルの上映禁止」を主張し、釜山市は釜山国際映画祭組織委員会に監査を行い、イ・ヨングァン執行委員長を辞任させた。この日記者会見に出席したコ・ヨンジェ韓国独立映画協会代表は「(備忘録通り)『ダイビング・ベル』の配給会社であるシネマダルは内偵を受けた」と証言した。

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▲故キム・ヨンハン元大統領府民政首席が残した記録の一部。作家のホン・ソンダム氏の作品「セウォルオウォル」に大統領府が対応を議論した痕跡が示されている=出処:全国言論労働組合//ハンギョレ新聞社.

 朴槿恵大統領をカカシに比喩し風刺した作家のホン・ソンダム氏の掛け絵「セウォルオウォル」が2014年8月に光州(クァンジュ)ビエンナーレで展示される予定だったが、光州市などの反対で取り消されたのにも、大統領府の介入が作用した。この時期の備忘録には「光州ビエンナーレ特別展、光州市長(ユン・チャンヒョン)」(8月6日付)、「光州ビエンナーレー開幕式で掛けないことに―光州市長」(8月8日付)など、大統領府が光州市長を圧迫したと考えられる情況が多数出てくる。特に、8月7日付「ウ・ビョンウチーム、カカシの絵(光州)愛国団体名誉毀損告発」という記録が出てくるが、翌日実際に保守団体がホン氏を名誉毀損で告発した。

 「名誉毀損事犯への厳罰」(8月11日付)、「VIP(大統領)侮辱チャン・ハナ議員−中央地検告発(反国家教育摘発国民連合)」(8月26日付)、「水原市(スウォンシ)ペク・チョンソン議員VIP侮辱の件−懲罰方法を講じる」(9月26日付)、「大統領侮辱のビラ散布の件(警察)ーイ・ビョンハ/建造物侵入擬律の状態、軽犯罪法で即決処理検討」(11月1日付)など、大統領府は大統領を批判する発言の一つひとつに細かに「懲罰」案を議論した。このうち、チャン・ハナ議員に対する対応はキム室長の指示を意味する“長”が表示されており、ビラ散布の件のため「軽犯法の法定刑の上方改定」(11月3日付)まで検討したとみられる。

 批判的なメディアの報道に対する対応もまた別の大きな軸だ。記録によると、「陰の側近」疑惑を提起した時事ジャーナルと日曜ニュースについて、2014年7月、朴大統領を意味する"領"が表示されていて「避けられないという手本を見せるべき」という発言をしたことが分かった。11月、世界日報が「チョン・ユンフェ文書」を報道した後には、「世界日報、税務調査中(?)」(11月26日付)の記録が出てくる。28日には「世界日報攻撃案」とし、「捜査状況に転換/国政調査の不当」などを大きな方向として設定した。12月5日に検察が世界日報を差押捜索する可能性があるという推測が回ったが、備忘録にはすでにその前の12月1~2日、“長”という表示とともに「差押捜索場所−世界日報社」、「差押捜索」などの記録が登場する。

チェ・ウォンヒョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-12-02 17:38修正:2016-12-02 21:13
http://www.hani.co.kr/arti/society/media/773037.html 訳M.C(2427字)

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/25841.html
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ハンギョレ新聞社
登録 : 2016.12.03 01:12修正 : 2016.12.03 08:09
再び走り出した野党の弾劾列車…「9日弾劾」までは随所に伏兵が.

大統領「4月に退陣」を表明するかがカギ
非朴系を引き留めるこれと言った誘引策ない.

「ろうそくがどれほど激しく燃え上がるか」がカギに
「弾劾案が否決された場合はセヌリに大打撃」
「ろうそくだけに頼るわけにはいかない」との懸念も
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12-3  野党3党の院内代表が2日午前に国会で会  148069514293_20161203.jpg
▲野党3党の院内代表が2日午前に国会で会い、朴槿恵大統領弾劾訴追案処理日程に合意するに先立ち、手を取り合っている。左から国民の党の朴智元、共に民主党の禹相虎、正義党の魯會燦院内代表=イ・ジョンウ先任記者//ハンギョレ新聞社.

 野党3党が2日、代表会合を開いて「9日に弾劾案を採決」する方針に合意したことで、(朴大統領の3回目の談話に)揺さぶられた弾劾をめぐる野党の協力が復元された。セヌリ党内非朴槿恵系の"戦線離脱"の影響で内輪もめに陥った翌日のことだ。しかし、"弾劾案の可決"というゴールまでには至る所に伏兵が潜んでいる。「4月末退陣論」に傾いた非朴系を引き留めるこれと言った誘引策がないうえに、「交渉を通じて退陣の時期を繰り上げて大統領選挙の準備に突入しなければならない」という現実論が野党内部でも広がっているからだ。

 当初、野党は、前日に国民の党が折衷案として提示した「弾劾案を2日に発議、5日に採決」する案も検討したが、5日に採決を行うためには本会議の日程を追加しなければならず、この場合、セヌリ党議員らの参加を促す名分が弱くなるという点を考慮し、定期国会の最後の本会議が予定された9日を「Dデイ」に決めた。9日の採決を確定した以上、発議の時点は来週初めに先送りすることができたにもかかわらず、「2日に発議」を固守したのは、3日に予定された6回目のろうそく集会を意識した側面が強い。弾劾案の提出すらしていない状態でろうそく集会に参加すれば、ろうそくのターゲットが大統領府ではなく国会になりかねないという懸念が大きかったからだ。

 弾劾案の採決まで残る一週間という期間もまた、野党陣営にとっては負担になる。その間に大統領府と親朴系が後続措置を講じるかもしれないからだ。もし朴槿恵大統領がセヌリ党が要求した4月末の辞意表明要求を拒否するなら、問題は簡単に解決する。すでに「7日午後6時までに大統領の回答がなければ弾劾に参加する」と表明したセヌリ党の非朴系としては、弾劾案の採決に参加して賛成票を投じるのに負担がないからだ。この場合、弾劾案は可決定足数(200人)を上回り、朴大統領が職務停止状態に入ることになる。

 野党が最も懸念しているのは、朴槿恵大統領がセヌリ党が党論として建議することにした「4月末の退陣を前提にした第1線からの後退」を7日以前に電撃的に表明する場合だ。そうなれば、非朴系が採決に参加する名分は弱くなり、野党は可決に必要なセヌリ党の離脱票28票の確保が厳しくなるからだ。

 カギとなるのは週末のろうそく集会がどのぐらい強く、また激しく燃え上がるかだ。首都圏や釜山(プサン)・慶尚南道を基盤にした非朴系としては、ろうそく集会の民心の規模と激しさによって圧迫の強度が変わらざるを得ないからだ。週末の雰囲気を確認した非朴系の一部が弾劾戦線に復帰するなら、野党としては弾劾案の採決に勝負をかける余地が生まれる。

 問題は非朴系に加えられる圧力の強さが、弾劾と関連した立場の変化をリードする水準に達しない場合である。今現在、野党の雰囲気は否決を冒してでも弾劾案の採決を強行するということだが、それによる悪影響の規模を誰も断定できないという点で、政治的には冒険に近い。弾劾を強行して否決された場合、野党としては「ろうそく集会の民心」の集中砲火は免れるだろうが、朴大統領を引きずり下す"最後の武器"を消尽することになるため、その後の代案作りが難しくなる。

 もちろん、野党の一部では「弾劾案が否決されても悪くない」という見方もある。怒れる民心の集中砲火が「弾劾に反対した勢力」に浴びせられ、セヌリ党は"回復不能"の打撃を受けることになるということだ。しかし、このようなシナリオは、現在のところ"希望的観測"に近い。セヌリ党もまた、「国民が望む大統領の早期退陣を貫徹させた」いう名分を掲げて防御線を張り、長期戦の態勢に突入することが予想されるからだ。

 弾劾案の否決に対する懸念は、野党の気流を"交渉"に傾かせる可能性もある。実際、民主党と国民の党の内部には「政界が無条件にろうそくの流れに乗っていくわけにはいかない」という雰囲気もある。民主党幹部は「今はろうそくの要求を無視できないが、これからもろうそくだけを頼りにして突破口を見つけるのは、政治の責任を放棄することだ。"弾劾案の否決以降"について考える必要があると思っている議員が少なくない」と伝えた。

韓国語原文入力:2016-12-02 21:57
http://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/773070.html 訳H.J(2039字)

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/25846.html
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ハンギョレ新聞社
特検、朴大統領の賄賂罪適用に照準…「統治行為」主張崩しに集中.
登録 : 2016.12.03 01:15修正 : 2016.12.03 07:52

パク・ヨンス特別検察官「財団基金の本質が職権乱用?原点から再検討
朴大統領の『統治行為』主張崩せるかがカギ」
「特別検察官が事情聴取を直接行う可能性も
拒否した場合は強制捜査も検討」
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12-3  パク・ヨンス特別検察官が記者の質問に答えている  148067005305_20161202.jpg
▲パク・ヨンス特別検察官が2日午前、ソウル瑞草洞の自分の弁護士事務所に出勤し、記者の質問に答えている=パク・ジョンシク記者//ハンギョレ新聞社.

 「朴槿恵(パク・クネ)ゲート」を捜査するパク・ヨンス特別検察官が2日、「ミル・Kスポーツ財団の基金の本質が何かを原点から見直す。企業に募金を強制した大統領の力が何だったのかを見極めなければならない」と明らかにした。両財団の強制募金額774億ウォン(約75億1千万円)と関連し、朴槿恵大統領に賄賂容疑を適用できるかどうか検討するということだ。パク特別検察官は同日、特別検察官補の候補者8人を大統領府に推薦した。

 パク特別検察官は同日、取材陣との懇談会で「財団の基金の本質を職権乱用などと見るのは様々な点で問題があるようだ。回り道をするよりも、時には直進するのが望ましい場合もある」としながら、こう語った。さらに、「(大統領は)『文化隆盛』を名分に(基金の募金について)統治行為を掲げるだろうが、それをどのように崩していくかが(特検捜査の)カギとなる」と述べた。

 朴大統領はこれまで3回にわたる国民向け談話と弁護人などを通じて自分の無実を強弁し、財閥オーナーたちに会って財団の基金への拠出を頼んだのは「正当な国政の遂行」であると共に、「企業の自発的な寄付」だと主張した。パク特別検察官の発言は「財団の設立=国政の遂行」という主張の裏に潜む"賄賂性"を暴き、第3者供賄などの嫌疑を積極的に判断する意向を表したものと見られる。

パク特別検察官は「大企業が巨額の資金を拠出するようになった過程が何か、そこに大統領の役割が働いたのではないか、つまり根底にある大統領の力が何だったかを見極めなければならない」と話した。検事時代、現代(ヒュンダイ)自動車裏金事件とSKの粉飾会計事件の捜査に成功したパク特別検察官は「(両財団に基金を拠出した)企業に対する捜査も重要だ。一つひとつ見逃すことがないように捜査する」として、財界に対する徹底した捜査を予告した。

 これに先立ち、チェ・スンシル国政壟断事件を捜査した検察特別捜査本部は774億ウォンについては、賄賂罪の適用が難しいと判断した。その代わり、チェ・スンシル氏と娘のチョン・ユラ氏に100億ウォン(約9億7千万円)に達する巨額の金銭を渡したサムスンと、免税店の追加事業者選定と関連してロッテとSKの追加資金の拠出に対してのみ、贈収賄の嫌疑を念頭に調査を進めた。

 1日にユン・ソクヨル大田(テジョン)高検検事を捜査チーム長に抜擢したパク特別検察官は、"賄賂罪に照準を合わせる"構想を支えるための捜査チームの構成に向けた青写真も示した。彼は「検察の従来の捜査記録を原点から見直す。したがって捜査チームの人選も新鮮な人物を中心におこなう」とし、「見方を変えて討論するために、従来の捜査チームからは派遣検事全体(20人)の3分の1だけを受け入れる」と述べた。

検察の捜査結果にこだわらず、白紙の状態から新たに捜査し、判断を下すということだ。パク特別検察官は、検察特別捜査本部で捜査や法理の判断に関わった部長検事級を原則的に派遣対象から排除する意向も明らかにした。また、「判事出身弁護士2人を特別検察官補に任命する計画」と付け加えた。検察の見方から離れて、有罪・無罪の最終決定権を握った裁判所の見方を捜査過程に反映させるということだ。裁判所は、今回と類似した事件で第3者供賄罪を認めた判例を出している。

 パク特別検察官が賄賂罪関連の捜査に強い意志を示唆したことで、大統領に対する調査方式にも注目が集まっている。パク特別検察官は「(書面調査は)試験の前に答案用紙を見せるようなものだ。書面調査を抜きにして、事情聴取に入る」として、「必要なら、朴大統領の事情聴取を特別検察官が行うこともあり得る」と重ねて意志を示した。彼は同日、CBSラジオ番組とのインタビューで「大統領を強制捜査するかどうかについて議論になっているが、国民がそれを望むなら、その時に検討してみる」と話した。

 過去の特検では事実上、死文となっていた特検法の「追加認知捜査」の条項も、積極的に活用することにした。パク特別検察官は「国民が提起する最も大きな疑惑の一つ」だとして、セウォル号事故当時、朴大統領の7時間の足取りを巡る疑惑も捜査対象に含めると明らかにした。また、大統領の主治医の許可を得ずにプラセンタ注射薬などが大統領府に大量に搬入されたことと関連し、「大統領警護室と警護室長が違法行為をしたかどうかを必ず捜査する」と述べた。

警護室に対する捜査はチェ・スンシル氏らが大統領府に無断で立ち入ったことに対する調査にも広がる見通しだ。ドイツに滞在していると言われるチェ・スンシル氏の娘チョン・ユラ氏に対しても「必ず入国させて捜査しなければならない」として、刑事司法協力など様々な案を講じるとした。パク特別検察官は同日、検事や判事出身の弁護士8人を特別検察官補候補に推薦した。大統領は3日以内に候補者のうち4人を特別検察官補に任命しなければならない。

韓国語原文入力:2016-12-02 14:03
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/772993.html 訳H.J(2152字)

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/25847.html


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posted by 大阪のこころさん at 22:00| 大阪 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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