2016年08月01日

「スピーディーに解決策」 小池百合子氏、議会と協力 一夜明け会見

******************************************************
産経新聞 2016.8.1 10:27
【東京都知事選】
「スピーディーに解決策」 小池百合子氏、議会と協力 一夜明け会見.

8-1  東京都知事選での初当選から一夜明け、記者の質問に答える小池百合子氏 AS20160801002482_comm.jpg
▲東京都知事選での初当選から一夜明け、記者の質問に答える小池百合子氏=1日午前、東京都豊島区.

7月31日に投開票された東京都知事選で初当選した元防衛相の小池百合子氏(64)は一夜明けた1日朝、記者会見を開き、選挙中に訴えていた都政の透明化に向けて「組織を立ち上げ、情報公開、お金の話について集中して審議し、答えを出す」と語った。

 また、「東京五輪・パラリンピックだけでなく、東京都の事業は多岐にわたる。多額の税金がつぎ込まれるところでの公私混同、利益誘導(の有無)は明確にしていくべきだ」と指摘し、「内部告発も含めて情報が届く受け皿作りを進めていく」と意欲を見せた。具体的な設置時期や、陣容は「詰めていきたい」とした。

 選挙戦では都議会最大会派の自民党や党都連を「一部の人だけで意思決定している」などと指摘していたが、この日は批判を控え、「知事も議員もそれぞれ都民が選んだ代表なので、都民の利益のために議会の皆様にはご協力をお願いする。都政が停滞しない工夫を共にしないといけない」と述べた。

 得票数が約291万票に及んだことについては「私の想像以上の結果。組織、政党の支援抜きでも、お一人お一人の票で大きなうねりになるんだと大変感動している。同時に責任がその分大きいと痛感している」と語った。

 リオデジャネイロ五輪の閉会式で行われる五輪旗の引き継ぎ式に出席することを表明。舛添要一前都知事が高額な海外出張費で批判を集めたことを踏まえ、飛行機はビジネスクラスを使うとした。

 小池氏は朝からテレビ各局の番組に出演。都政運営について「一つ一つスピーディーに解決策を見いだしたい」と抱負を語った。

http://www.sankei.com/politics/news/160801/plt1608010027-n1.html

緊迫する都議会 小池新都知事で都政どうなる?(16/08/01).
https://www.youtube.com/watch?v=OdlPSHe7uXc


-------------------------------------------------------------------------------
産経新聞 2016.8.1 00:54
小池百合子氏「刺客」の元秘書は都議補選で落選確実に、知事選との“ダブル当選”ならず.

7-22  森口つかさ氏を紹介する小池百合子氏  plt16072223410026-p3.jpg
▲7月22日、街頭演説の途中で都議補選に独自候補として擁立した森口つかさ氏(左)を紹介する小池百合子氏=東京都新宿区の高田馬場駅前(宮川浩和撮影).

 31日投開票の東京都議補選新宿選挙区(欠員1)では、都知事選で初当選した小池百合子氏(64)の元秘書で会社役員の森口つかさ氏(34)=無所属=は落選が確実となった。

 森口氏は1日未明、選対スタッフを通じ、「短い期間ながら、2万を超える支持を頂いてありがたいと思っている。この数字が次回への勇気になる。また次回、頑張りたい」とのコメントを出した。

 小池氏が「刺客」として擁立した森口氏。選挙ポスターには「小池ゆりこ推薦」と書かれ、スローガンには小池氏と同じ「都民が決める。都民と進める」を掲げた。応援演説には小池氏が駆け付け、「都議会にも私と心を通じ、同じ方向性を持っているそんな議員を生み出していただきたい」などと訴えたが、支持の拡大には至らなかった。

 同選挙区では、自民党公認の元区議、大門幸恵氏(47)が当選を確実とした。

http://www.sankei.com/politics/news/160801/plt1608010008-n1.html
-------------------------------------------------------------------------------
産経新聞 2016.8.1 01:23
【東京都知事選】
がぜん注目集めるおおさか維新 「次期都議選で小池百合子氏と連携」 新たな第三極ブームの到来か.

8-1  安倍晋三首相との会談を終え、おおさか維新の会の松井一郎代表plt1608010020-p1.jpg
▲安倍晋三首相との会談を終え、都内のホテルを後にするおおさか維新の会の松井一郎代表(右)と馬場伸幸幹事長(左)=7月30日、東京都千代田区(三尾郁恵撮影).

 東京都知事選で与野党の支援を受けない小池百合子元防衛相が勝利したことで、「第三極」のおおさか維新の会の存在に注目が集まりそうだ。馬場伸幸幹事長は早速、来年夏の都議選で小池氏と共闘する考えを表明。一方、秋の臨時国会では安倍晋三首相と連携し、衆参憲法審査会の議論を主導する意向で、こちらでも影響力を高めそうだ。

 「小池氏が都の大改革を行う姿勢が本物なら、来年の都議選は改革勢力を大きくする方向で協力したい」

 馬場氏は31日、小池氏の勝利を受け、産経新聞の取材にこう強調。小池氏が次期都議選で独自候補を擁立するなどした場合、小池氏の支援に回る考えだ。

 小池氏は今回の都知事選で、自民党都連と激しく対立。次の都議選では自民党都議への「刺客」候補を立てる可能性も高い。これをおおさか維新が支えれば、昨年4月の大阪府議選のように、「自民党対第三極」の対決構図が生まれる。

 小池氏は選挙戦で、政治団体「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長の支援も得た。小池氏を台風の目に新たな「第三極」ブームが生まれる可能性がある。

 実は「第三極」の勢いは参院選でもみられた。おおさか維新は改選前を5議席上回る7議席を獲得。非改選と合わせると12議席となり、参院での法案提出に必要な議席数を確保した。

 この勢いを巧みに取り入れようとするのが、首相や菅義偉(すが・よしひで)官房長官だ。

 「憲法についてまじめな議論をしていこう。秋の臨時国会では憲法審査会を進めていきたい」

 首相は7月30日夜、都内のホテルで菅氏を交え、橋下徹前大阪市長やおおさか維新の松井一郎代表(大阪府知事)、馬場氏と会談。参院選で、おおさか維新を含む「改憲勢力」が発議に必要な3分の2以上を占めたことを踏まえ、改憲議論を進めることに協力を求めた。松井氏らは、憲法審でおおさか維新側から具体的な改憲条文の候補を提示し、議論を主導する考えを示した。

 おおさか維新は国会で独自色の演出にも余念がない。秋の臨時国会では、法案提出権を生かし、「参院選マニフェスト(選挙公約)で出したすべての政策を法案にし、100本近く提出する」(松井氏)と鼻息が荒い。中央では安倍首相、地方では小池氏らとピンポイントで連携し、既存政党への対抗勢力を増やす考えだ。(水内茂幸)

http://www.sankei.com/politics/news/160801/plt1608010020-n1.html
-------------------------------------------------------------------------------
産経新聞 2016.8.1 01:18
【東京都知事選】
「完敗だった」と釈明した石原伸晃・自民党都連会長に都連幹部は「執行部は総退陣だ」.

8-1  東京都知事選で落選が決まり、厳しい表情の増田寛也氏  plt1608010014-p1.jpg
▲東京都知事選で落選が決まり、厳しい表情の増田寛也氏(左)とあいさつする自民党都連の石原伸晃会長=31日夜、東京都千代田区.

 安倍晋三総裁(首相)の下で国政選挙4連勝中の自民党は、保守分裂の首都決戦で手痛い黒星を喫した。閣僚らを投入する国政選挙並みの総力戦を展開したが、小池百合子氏に完敗。党都連会長の石原伸晃経済再生担当相の責任が問われるのは必至だが、石原氏は党推薦の増田寛也氏の事務所で敗戦の弁を述べただけで、早々に“逃走”した。

 「完敗だった。力不足で申し訳ない」。石原氏は小池氏当確が伝わった31日夜、こう述べた。だが、自身の責任については触れず、当初予定していた記者団への対応も行わないまま足早に事務所を後にした。

 完敗による石原氏の責任は免れない。下村博文都連会長代行は31日の民放番組で「責任はある。私を含めきちんと考えていく必要がある」と述べた。別の都連幹部は「執行部は総退陣だ」と言い切る。

 自民党の対応は最初から後手に回った。増田氏の出馬表明は告示3日前の7月11日。高い知名度を武器に先行する小池氏を相手に、自民党は増田氏のアピールよりも小池批判ばかりを強調する選挙戦術に陥った。

 7月26日の増田氏の決起大会では、石原氏が「小池氏は自民党の人間ではない」と断じ、父の慎太郎元都知事まで「あの人はうそつきだ」と酷評。“小池氏へのいじめ”との印象を増幅する結果になった。

 極めつきは党都連所属議員が非推薦候補を応援すれば処分するとの都連会長名の文書。党内でも「おごっていると受け取られかねない」と反発を招き、都連幹部は「敵に“塩”を送り逆効果だった」と漏らす。

 この結果、出口調査では自民支持層の過半数を小池氏に奪われた。しかし、党内では「公明党の動きが鈍い」と責任転嫁とも取れる発言も出た。これに公明党幹部は「自民党よりも組織を固めた」と反発する。

 一方、首相は距離を置き続けた。前回と異なり、今回の都知事選は一度も応援に入らなかった。終盤情勢を聞いた首相は周囲に「小池氏でも構わない」と語った。野党4党推薦の鳥越俊太郎氏が当選しなければいいというのが本音だった。

 小池氏への処分について首相周辺は「党本部で決めることだ」と述べるにとどめた。首相は小池氏とは近しい関係ではないが、2020年東京五輪に向けて都との連携が不可欠なだけに、距離を縮める動きに出ることが予想される。(岡田浩明、小島優)

http://www.sankei.com/politics/news/160801/plt1608010012-n1.html
-------------------------------------------------------------------------------
産経新聞 2016.8.1 01:18
【東京都知事選】
民共連携の修正論が急拡大 「敵前逃亡」の岡田克也代表に「センスのなさに閉口した」と不満爆発.

8-1  東京都知事選で鳥越俊太郎氏への支持を訴える民進党の岡田克也代表  plt1608010016-p1.jpg
▲東京都知事選で鳥越俊太郎氏(中央)への支持を訴える民進党の岡田克也代表(右)=7月30日、東京都新宿区(春名中撮影).

 東京都知事選で野党4党が推薦したジャーナリストの鳥越俊太郎氏が敗退し、民進党内では、共産党との共闘路線の修正論が急拡大している。鳥越氏擁立を主導した岡田克也代表は投開票前日に突如、9月の党代表選への不出馬を表明。党内では「敵前逃亡」(中堅)などと怒りが渦巻き、責任のなすり合いが起きるありさまだ。代表選では民共路線の是非が最大の争点となりそうだ。

 「岡田氏の不出馬発言は(鳥越氏を擁立した)野党4党の枠組みという観点からいけば、理解が難しい」

 民進党都連の松原仁会長は31日夜、鳥越氏の選対事務所で記者団にこう強調し、岡田氏の対応に疑問を呈した。

 岡田氏は7月30日の不出馬会見で、「代表が知事選の責任を取るというのは違う」と強弁し、鳥越氏が敗れた場合の責任逃れを指摘されると、「ゲスの勘繰り」と気色ばむ場面もあったが、大敗という結果に党内では「岡田氏のセンスのなさに閉口した」(増子輝彦参院議員、31日夜のメールマガジン)などと不信感が拡大。松原氏も「岡田氏が都連で内定した候補を覆す形で(鳥越氏を)連れてきた。連れてきた責任を全うすることが必要だ」と、岡田氏を公然と批判した。

 岡田氏らが主導した今回の野党共闘の枠組みは、次期衆院選での民共連携もにらんだものだった。ただ、民進党の支持団体の連合東京は、共産党が都政に関わることへの忌避感が強く、都知事選で自主投票。選挙戦では、鳥越氏が原発廃炉問題など共産色を強めた主張を繰り返した。

 共産党の小池晃書記局長は31日夜、今後の野党共闘について「民進党内でどういう人事が行われても、公党間の約束を守るのが当然のルール」と述べた。しかし、岡田氏が代表選から撤退したことで、民進党内で民共路線の修正を求める声が高まるのは必至だ。

 代表選には、憲法改正に前向きな前原誠司元外相や細野豪志元環境相らが出馬を模索。去就が注目される蓮舫代表代行も岡田氏と同じような民共連携には「消極的」(側近)とされる。

 党内には「共産党の票欲しさに政策を曲げる事態が続けば、いつまでも政権交代できない」(中堅)と不満がたまる。一方で、共闘路線を既成事実として「誰が代表になっても全否定できない」と話す党幹部もおり、党内は混沌としている。(清宮真一)

http://www.sankei.com/politics/news/160801/plt1608010015-n1.html
-------------------------------------------------------------------------------
産経新聞 2016.8.1 12:07
【東京都知事選】
菅義偉官房長官「大変残念」「国民のために連携は必要」.

 菅義偉官房長官は1日午前の記者会見で、東京都知事選で小池百合子元防衛相が初当選したことについて「自民、公明両党が推薦した候補が敗れたことは大変残念だ。都民が東京の今後を誰に託すかというその選択の結果だと思っている」と述べた。

 小池氏が立候補し自民党が分裂選挙を強いられたため、政府と小池氏との連携を懸念する指摘が出ている点に関し「国民のために連携は必要だと思っている」と強調。その上で「ただ、基本は都議会だ」として、都議会との関係構築が優先されるべきとの認識を示した。

 また、小池氏が2020年の東京五輪・パラリンピッックに関わる費用を検証する方針に言及していることには「東京都が招致した東京五輪・パラリンピックだから、知事として都民の期待に応えられるように行うのは誰が都知事になっても同じことじゃないか」と語った。

 小池氏を処分するべきとの自民党内の声に対しては、「東京都連の問題」と述べるにとどめた。

http://www.sankei.com/politics/news/160801/plt1608010034-n1.html
-------------------------------------------------------------------------------
産経新聞 2016.8.1 10:00
【関西の議論】
橋下氏が縦横無尽の辛辣ツイート「鳥越さん、ケツの穴小さくないか?」 都知事選、維新党名、英EU離脱…政界復帰間近か!ビジネスか!.

8-1  おおさか維新の会の法律政策顧問を務める橋下徹氏  wst1608010008-p1.jpg
▲おおさか維新の会の法律政策顧問を務める橋下徹氏。ツイッターでは、東京都知事選やトランプ現象など国内外の話題について投稿している.

 政治家を引退した橋下徹弁護士の短文投稿サイト「ツイッター」への書き込みが盛んだ。法律政策顧問を務める国政政党「おおさか維新の会」の党名変更問題から東京都知事選、米大統領選に至るまで、橋下節で縦横無尽に“突っ込み”を入れている。解説者やアドバイザーとして独自の立ち位置を模索しているのか、それとも政治家としての本格復帰が視野に入っているのか。7月30日夜には約半年ぶりに安倍晋三首相や菅義偉(すが・よしひで)官房長官と都内で会食し、憲法改正について意見交換をした橋下氏。次期衆院選を見据え、政敵や維新関係者の間に警戒心と期待感が交錯している。

都知事選有力候補をバッサリ.

 舛添要一前都知事の「政治とカネ」をめぐる辞職に伴い、7月31日に投開票された都知事選は、元防衛相の小池百合子氏(64)が大勝、初当選した。

 橋下氏は都知事選には告示前から強い関心を向け、ツイッターに投稿していた。

 告示前日の7月13日。小池氏をはじめ、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日こ推薦=、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=ら有力候補の顔ぶれについて、こんなパンチを繰り出した。

 《コメンテーター候補が多いな。政治の実行プロセスを知らない人ばかり。まず最初にやるべきは記者会見ではなく都議会各会派との政策協定》

 メディア対策を先行させる各陣営の手法に疑問を投げかけた。さらにこんな批判を繰り広げた。

 《都知事選で政策論争がないのは、しっかりとした政策を作り込めていないから》(24日)

鳥越氏に強烈な皮肉.

 有力3候補の中でも、告示後に女性問題の存在を報じた週刊文春を、名誉毀損と公職選挙法違反の罪で東京地検に告訴した鳥越氏に対する批判は特に厳しかった。

 21日には早朝から通し番号をつけて7連投。《(1)公人がメディアから追及を受けた場合には、事実無根でも、まずは取材に応じて説明すべき》《(2)逃げずにすぐに囲み取材を》《(3)きちんと説明責任を果たせないなら、今後が思いやられる》《(4)いきなり弁護士を使って法的措置を執る鳥越さん。知事になったら会見拒否か訴訟の連発》《(5)知事になる資格なし》《(6)公人は時間無制限で質問に応じて徹底して説明する義務がある》《(7)結局自分が追及を受けた場合には、報道の自由を最も守らない人だった》

 鳥越氏を徹底的にこき下ろした橋下氏。週刊朝日が平成24年、橋下氏の出自に関する記事を掲載した際、鳥越氏が主張した内容を忘れていなかったようだ。

 《あれだけ報道の自由を叫んでいたのに自分のことになったらちょっとケツの穴が小さくないか? 一方的な証言だけで僕の出自を差別的に取り上げた週刊誌に対して、鳥越さんは「連載を打ち切るな、覚悟を持って報道しろ」のように言っていた。今回の文春なんてチョロい記事。ちゃんと釈明しなさい》(21日)

 他人に厳しく、自分に甘い−。過去の言動との矛盾が露呈した鳥越氏への強烈な皮肉を放ったのだ。

 読者の反応は「橋下さんのツイートは至極正論」などと共感を示す内容が多くを占める。

 鳥越氏に対しては政策面でも違和感を覚えることが多いようで、25日に伊豆大島(東京都大島町)を訪れた際に語った「大島は消費税10%かけません。例えば半分の5%にします。国とちゃんと交渉をやっていきたい」という都知事の権限を逸脱した公約にかみついた。

 《こんな演説を許していたらもう選挙は成り立たない。言った者勝ちになる。民進党は鳥越さんの公約を実現する覚悟があるのか。その覚悟がなければ、鳥越さんにドクターストップをかけるべきだ》(25日)

「おおさか」にこだわらず.

 昨年12月の大阪市長退任から半年が経過した今も、橋下氏はフォロワー数が150万を超え、その発言が幅広い支持を受けている。

 この間、後継の吉村洋文大阪市長(おおさか維新常任役員)は市ヘイトスピーチ抑止条例を全国で初めて施行し、5歳児の教育費無償化などを実現した。盟友・松井一郎大阪府知事が代表として率いるおおさか維新は7月の参院選では、大阪選挙区(改選数4)の2議席を含めて全国で7議席を獲得し、非改選5議席と合わせて単独で法案を国会へ提出できる勢力(11議席以上)を確保した。悲願の大阪都構想への再挑戦に向けた議論も8月下旬以降に本格化する見通しだ。

 着実に足場を固めつつあるおおさか維新は、かつて「橋下氏の個人商店」と揶揄された状況を脱しつつあるようだ。ただ、党の意思決定のラインから外れたはずの橋下氏の意向が、重要事項の決定に影響を与える場面は今もみられる。

 象徴的なのが、参院選後に松井氏が党名から「おおさかを外す」可能性に言及した際の出来事。党内には一時、「おおさか」にこだわっていた橋下氏の意向を気にする声もあった。

 しかし橋下氏が《おおさかにこだわる必要なし》(7月13日)とツイートしたことで、維新関係者の間に「社長からお墨付きが出た」と安堵が広がり、党内手続きが進み始めた。

 党名から「おおさか」を外す狙いは、大阪の政治課題のみに固執せず、広く国民全体の利益を反映する真のナショナル・パーティとして国政と向き合う意思を党内外に示すことにある。

トランプ現象に….

 参院選を終え、次期衆院選に向けた戦略の構築が具体性を帯びてきた今、橋下氏のツイッターでの盛んな発信は何を意味するのだろうか。

 橋下氏が昨年の結党時に掲げた「5年後に衆院過半数」の目標に向けて動く馬場伸幸幹事長は以前、産経新聞の取材に「大阪以外の地域への党勢拡大を目指す上で、講演活動などを通じて『橋下イズム』が全国各地に浸透していくことはありがたい。橋下さんの話を直接聞けば、維新を応援してみようかという人は増えていくはずだ」と語っていた。別の維新幹部も橋下氏の政治家復帰について「その話は時期尚早」としながらも、「いずれエネルギーが沸いてくるはずだ」と期待を込める。

 こうした中、大阪で鋭く対決してきた自民の関係者は「引退すると言った言葉をひっくり返すくらい橋下氏なら平気でやるだろう」と皮肉を交え、警戒心をあらわにする。最近の橋下氏がツイッターで米大統領選や英国の欧州連合(EU)離脱について書き込んでいることにも注目している。

 海外事情に関する橋下氏の視線は独特だ。.

 米大統領選では、共和党の候補者指名を受諾したトランプ氏が掲げる「メキシコ国境に壁を作る」という公約に批判が集まっていたとき、《この辺のトランプ候補の態度振る舞いが有権者に支持されたんだろうね。本当に国境に壁などできるわけない。トランプ候補も修正し始めた。ただ不法移民には厳しくいくぞ、という方針。ここには賛否はあるだろうけど、少なくともこれまでのように、きれいごとを言ってごまかしていた政治とは違う》(5月22日)と理解を示すかのような書き込みをした。

 英国のEU離脱を決めた国民投票についても否定的にとらえる見方が大勢を占める中、新首相メイ氏の「一部の特権階級のためだけではなく国民全体の政治をやる」という言葉を引用し、《政治家を目覚めさせる。これこそが国民投票の最大の意義だ。議会制民主主義は政治の特権化を招く。それを国民投票で破る。ハイレベル民主主義》(7月13日)と評価してみせた。

ビジネス上の仕掛け?.

 こうした書き込みについて、前出の自民関係者は「これまで地方自治体の長の経験しかなかった橋下氏が国政進出を見据えて活動の幅を広げ、国際問題について独自の立ち位置を模索しているようにみえる」と話す。

 もっとも、橋下氏の政界復帰について、周辺は「そんな予定ないですよ。何度も説明しているんですけどね」と食傷気味だ。ツイッターでの盛んな発信は「弁護士業務の宣伝というか営業活動の一環だ」と説明する。確かに、書き込みの多くの文末には【橋下ゼミ・メルマガ】と主宰する有料メールマガジンなどへのリンクが張られている。

http://www.sankei.com/west/news/160801/wst1608010008-n1.html
-------------------------------------------------------------------------------
産経新聞 2016.8.1 01:00
【野口裕之の軍事情勢】
沖縄県知事は中国に侵略を促す米軍撤退を加速させ、国を滅ぼす「抑止力逓減実験」を行うつもりなのか.

8-1 訪問先の北京で取材に応じる沖縄県の翁長雄志知事   prm1608010003-p1.jpg
▲訪問先の北京で取材に応じる沖縄県の翁長雄志知事=4月12日(共同).

 「『中国』の強固な態度は異常だ。強硬に新基地建設を推し進めるのは、あるべき民主主義国家の姿からほど遠い」

 沖縄県の翁長雄志知事が、南シナ海で人工島=軍事基地を造成し「強硬に新基地建設を推し進める」中国に対し、ついに正面きって批判を展開したと喜んだ。翁長知事は、尖閣諸島(沖縄県石垣市)への領海侵犯を繰り返す中国を訪問し、李克強首相と面会(2015年4月)しながら尖閣には一言も触れず、訪中では毎回お静か。それだけに、日米両国政府のみならず、中国政府にも分け隔てなく抗議する当然の姿勢を、今次小欄は採り上げようと思った。中国は自らを「中国流民主主義」だと詐称することがあり、中国に気遣い「民主主義国家」と持ち上げてみせても、翁長知事に限って言えば違和感はなかった。が、小欄の早トチリだった。翁長知事発言の冒頭は『中国』ではなく、『中』が抜けた、単なる『国』であった。正しくは−。

 「『国』の強固な態度は異常だ。強硬に新基地建設を推し進めるのは、あるべき民主主義国家の姿からほど遠い」

 沖縄県内の米軍基地問題にまつわる、わが国政府の取り組みを相も変わらず批判したに過ぎなかった。前日の7月21日、翁長知事は首相官邸で開かれた政府・沖縄県協議会で、中国人民解放軍海軍のフリゲートが尖閣諸島周辺の接続海域に侵入する(6月9日)といった緊迫情勢を受け、地域住民の安全確保に向け万全の態勢で取り組むよう菅義偉官房長官らに要請しており、その先入観が早トチリを促したようだ。

今ごろ「中国の脅威」を認識する翁長知事の狙いは?.

 日本国民の大多数の大人が、主義主張に関係なく、中国人民解放軍の「脅威」を程度の差はあるものの感じている。沖縄県内の自治体首長も、例えば尖閣諸島を有する石垣市の中山義隆市長は、人民解放軍の恐ろしさをとっくに公言してきた。翁長知事が今ごろ認識した理由は不明だが、沖縄県内の米軍基地の「脅威」に対する批判に特化・集中する余り、他の重要行政をお留守にしてしまった失政も指摘されている。目と鼻の先で人民解放軍海軍の艦艇や海警の巡視船が示威航行する現実が目に入らなかった?とすれば、翁長知事の米軍基地問題を前にした“集中力”は常人の及ぶところではない。

 実際、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を阻止せんと、昨年6月には沖縄県庁の関係各課に分散していた事務を一元化し《辺野古新基地建設問題対策課》を新設した。地方自治体が、国際の安定にも極めて深刻な影響を与える、祖国の安全保障政策を妨害する特別機関を立ち上げたのである。宜野湾市街地に存在する「地球上で一番危険な飛行場」の移設を妨害・阻止する翁長知事にこそ、こんな非難が似合う。

 「県の強固な態度は異常だ。強硬に基地移設を阻止するのは、あるべき民主主義国家の姿からほど遠い」 

 確かに、わが国政府は普天間飛行場移設をめぐり、埋め立て承認を取り消した翁長知事を相手取り、《撤回を求める政府の是正指示に従わぬのは違法だ》と、確認を求める訴訟を福岡高裁那覇支部に起こした。訴訟をもって、翁長知事は「国の強固な態度は異常だ」と言うが、粛々と法手続を進める風景は「あるべき民主主義国家の姿」そのものだ。

待機児童に完全失業率、自殺率… 基地問題に特化している場合か.

 沖縄県に集中する米軍基地の削減交渉は、大切な県知事の職務だ。しかし、東京都知事選挙でも重大争点となった《待機児童問題》も、沖縄県が市町村と連携して喫緊に解決すべき責任を負う大問題だ。沖縄県の待機児童数は別格の東京都に続き全国2位。人口当たりに換算すれば1位となる。翁長氏が市長を務めた那覇市の、とりわけひどい状況を正視する良識を持ってほしい。《完全失業率》なども全国で断トツ。米軍基地問題に費やすエネルギーの配分を見直してはいかがか。 

 菅官房長官らは政府・沖縄県協議会の席上、翁長知事の珍しくも唐突、ただし真っ当な要請に「政府としては引き続き、わが国周辺海域での警戒監視活動に万全を期す」と応じた。「万全を期す」には、自衛隊へのヒト・モノ・カネの飛躍的な投資増強が最優先課題だが、そこに制約が立ちはだかるのであれば、自衛隊と米軍との一層の協力が求められる。普天間飛行場の辺野古移設を速やかに実現し、自衛隊と米軍の実力を最大限発揮できる態勢を再構築し、《抑止力》を中国に見せつけることが政治・軍事的合理性に最もかなう。

訪中では「モノ言わぬ知事」 訪米では「モノ言う知事」.

 ところが、翁長知事はそうは考えない。訪米の度に政府・議会関係者に「辺野古移設反対」を唱えて周り、訪中での「モノ言わぬ知事」とは別人のごとく「モノ言う知事」を演じている。もっとも会談後、米国務省に「移設を進展させる日米両政府の姿勢は揺るぎない」とすかさず発表されるなど、翁長知事の訪米には、カネと時間の浪費ばかりが際立つ。 

 そもそも、共同通信のインタビュー(2015年5月)では「抑止力のために(辺野古への移設が)必要だと日米両国が決めても止める」と明言した。辺野古反対集会のニュース映像には、《日米安保粉砕》と記されたプラカードが頻繁に映るが、熱心な参加者の翁長知事はプラカードを仰ぎ見つつ、沖縄県の「非武装化」「緩衝地帯化」まで主張する、登壇者の過激な主張を謹聴している。移設推進派だったかつての翁長知事の面影はもはやない。知事の座に居座りたい政治的理由か、思想的転向かはあずかり知らぬが、抑止力とは対極に位置する極めて危険な「反日行為」「日米分断工作」だ。

 フィリピンは米軍を追い出した途端、中国の軍事的脅威を受ける国難に陥った。反面、朝鮮半島の非武装地帯近くに陣取る在韓米軍は、小規模であろうが、友軍の韓国軍が弱かろうが、北朝鮮の朝鮮人民軍は手出しができない。非武装地帯を越境すれば、米政府の政治・経済力や米軍の通常・核戦力への対抗を強いられてしまうのだ。

翁長知事は今一度、態度の豹変を.

 フィリピンや朝鮮半島など、沖縄県以外を「抑止力効果」の実例に採ったが、すべて「傍証」。といって、米軍を沖縄県より撤退させて抑止力逓減を証明する危険は絶対冒せない。逆説的に言えば、翁長知事は「抑止力逓減実験」を行おうとしているに等しい。米軍が沖縄県を出ていけば、中国は鹿児島県沖〜台湾に連なる南西諸島内の無人島・有人島に向けた、侵略への牙を隠さなくなるだろう。

 沖縄県をそっくり含む南西諸島は、日本にとっても、米国にとっても、中国にとっても、戦略的要衝だ。世界平和の行方を左右する世界有数の要衝と言い換えてもよい。

 中国人民解放軍が南西諸島を突破すれば、あとは阪神〜中京〜京浜(首都圏)の産業集積地にまっしぐら。自衛隊にとっては絶対防衛線である。

 米軍にも、朝鮮半島や台湾での有事を筆頭に、アジア各地で起こる大災害・紛争に備えられる前線基地。大半が、日本への飛び火が不可避な甚大な事態ばかりだ。

 米中衝突ともなれば、中国人民解放軍としては、米空母打撃群をできる限り遠方で迎撃すべく南西諸島を越え、西太平洋に進出したいところ。長距離核ミサイルを搭載し、米国本土を狙う戦略原子力潜水艦の潜伏する南シナ海を「聖海」に保つためにも、南西諸島は絶対防衛線だ。

 真っ先に標的と化す沖縄県民を始め日本国民にとり、南西諸島は最重要の生命線だと断言して差しつかえあるまい。南シナ海のほぼ全域が「中国の海」とする主張が7月12日、仲裁裁判所で否定されると、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は社説で凄みを利かせた。 

 《中国の軍事力は、立ち上がる必要があるときには沈黙しない》.

 翁長知事は中国の恫喝を噛み締めて、今一度、米軍基地問題に柔軟に取り組んでいただきたい。移設推進派であった翁長知事の“プライド”をもってすれば、できますとも。もう一度、態度を豹変させればいいだけです。

http://www.sankei.com/premium/news/160801/prm1608010003-n1.html
-------------------------------------------------------------------------------
聯合ニュース 2016/08/01 18:28
慰安婦財団の運営費 韓国政府が負担へ=反発招く恐れも.

【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する財団「和解・癒やし財団」の運営費を韓国政府が負担することが1日、韓国女性家族部関係者の話で分かった。

8-1  先月28日の財団事務所開所式  AJP20160801003900882_01_i.jpg
▲先月28日の財団事務所開所式=(聯合ニュース).

 同関係者は聯合ニュースの取材に対し、「日本政府が拠出する10億円全額を被害者の支援にのみ使えるよう財団の運営費は韓国政府が負担すべきだとする財団理事らの要求を受け入れた」と明らかにした。

 その上で、「まだ予算がついていないため財源確保に向けた方策を企画財政部と協議しなければならない」と説明した。

 政府の財団運営費負担の事実が正式に発表されれば、加害者である日本政府が負担すべき費用を韓国政府が出すことに疑問の声が上がる可能性がある。

 財団運営費は事務所の賃料や管理費など月330万ウォン(30万5000円)で、年間3960万ウォンに上るとみられる。これに加え、事務方の人件費もかかる。

 一方、共同通信は先月31日に日本政府が10億円について「賠償金に当たらない」との認識を確認する方針を固めたと報じており、韓国の被害者支援団体などからの反発が予想される。

 10億円の用途については韓国政府と財団側が被害者への直接支援を優先する方針を明らかにしているが、日本政府関係者の間では賠償金を払ったとの印象を与えることを避け、「未来志向的な用途」に使われるべきだという主張が出ている。

 日本政府は今月中に開かれる予定の両国局長級協議でこの問題に具体的に言及するとみられる。

 財団の定款には財団事業の具体的な計画を決める際は理事会の議決を経て女性家族部長官の承認を受け、女性家族部長官は外交部長官と協議して承認の可否を決定すると定められている。

 このことは日本政府が外交部を通じ財団の事業に介入できる余地を残したのではないかという指摘が出ている。

 これについて女性家族部関係者は「被害者を直接支援する事業の割合を最大限に増やし、被害者の意見を優先的に反映させる基本方針に変わりはない」と話した。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2016/08/01/04000000-00AJP20160801003900882.HTML
-------------------------------------------------------------------------------
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
記事入力 : 2016/08/01 08:07
東京都知事選:「韓国人学校白紙化」小池百合子氏が当選.

初の女性知事に.

8-1  初の女性知事に  96958A9E889DE2E7E6EAEBEBE4E2E2E3E2EAE0E2E3E49C9CE3E2E2E2-DSXMZO0549606001082016000001-PB1-6.jpg

 31日に行われた東京都知事選挙で、小池百合子・元防衛相(64)が当選を果たした。

 開票率が84%に達した午後11時30分現在、小池氏は45.6%の票を獲得し、連立与党の自民・公明両党が推薦した増田寛也・元総務相(64)、民進党など野党4党の統一候補として出馬したジャーナリスト鳥越俊太郎氏(76)に17−24%の差をつけ、当選が確定した。

 小池氏は東京都知事が民選で選出されるようになった1947年以降、初の女性知事となった。過去2年間、世界ではフランス・パリ、イタリア・ローマ、スペイン・バルセロナなど、主な大都市の首長に女性が当選しており、その追い風に乗った形となった。東京都知事は人口1300万人の首都・東京の行政トップであり、年間13兆3000億円もの予算を執行する。任期は4年。

 小池氏は兵庫県出身で、地元の高校から関西学院大学に進学したが、中退してエジプトに留学し、カイロ・アメリカン大学でアラビア語を学んだ後、国立カイロ大学を卒業した。その後、アラビア語通訳として活動する中で、パレスチナ解放機構(PLO)のヤセル・アラファト元議長やリビアの元最高指導者カダフィへのインタビューで名声を馳せた。1979年からは日本テレビとテレビ東京でニュースキャスターとして活躍した。

 92年の参議院議員選挙で、新たに結成された日本新党の比例代表候補として当選し、女性政治家として華やかな道を歩んだ。参議院議員を1期(任期途中で辞任)、衆議院議員を8期務め、環境相や内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)、内閣総理大臣補佐官(国家安全保障問題担当)などを務めた。小泉純一郎首相の下で環境相を務めていたときには、夏季の服装を簡素化する「クールビズ」を主導し話題となった。一方、有力な政治家の後を追い、現在の自民党まで五つの政党を渡り歩き、「政界渡り鳥」として批判された。

 第1次安倍政権下の2007年には、女性として初の防衛相を務めた。だが、12年の自民党総裁選挙では、安倍首相ではなく石破茂・地方創生担当相を指示し、安倍首相の再登板後は自民党内で非主流派となっていた。

 今回の東京都知事選で小池氏は、自民党に推薦を依頼したが断られ、独自に出馬して選挙戦に臨んだ。ニュースキャスター出身らしさを発揮した演説のうまさと大衆的な人気により、政党の支援がなくても選挙期間中の世論調査では支持率がトップとなった。

 一方、小池氏の当選で、東京の韓国人学校増設計画がどうなるのかが関心事となる。舛添要一前知事が新宿区の都立高校跡地を第2韓国人学校の用地として有償で貸与することを決めたのに対し、小池氏は選挙運動の中で「白紙化すべきだ」と主張していた。

東京=崔仁準(チェ・インジュン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/08/01/201608-0100465.html?ent_rank_news
******************************************************
大阪の花火.
******************************************************
産経新聞 2016.8.1 22:13
【動画】
PL花火、夜空彩る1万発の光の芸術.

8-1  夏の夜空を彩る「PL花火芸術」=1日夜、大阪府富田林市  jnl1608010007-p1のコピー.jpg

8-1 夏の夜空を彩る「PL花火芸術」=1日夜、大阪府富田林市  sty1608010026-f2のコピー.jpg
▲夏の夜空を彩る「PL花火芸術」=1日夜、大阪府富田林市(山田哲司撮影).

 国内有数の打ち上げ規模を誇る「PL花火芸術」が1日、大阪府富田林市のPL教団大本庁で行われ、見物客らは夜空を彩る約1万発の「光の芸術」に酔いしれた。

 今年は直径約300メートルに広がる「大玉」を約200発準備。花火で菊やボタンなどを表現する試みで、色とりどりの“大輪の花”が夜空に咲くたび、大きな歓声がわき起こった。

 PL花火芸術は初代教祖を顕彰し世界平和を祈る行事として昭和28(1953)年に初代の故郷・松山市で始まり、翌29年からは富田林市で毎年開かれている。

     ◇

今年で64回目、すっかり大阪の夏の風物詩…もともと宗教行事の一環

 真夏の夜を彩る「PL花火芸術」が富田林市のパーフェクトリバティー(PL)教団大本庁で行われた1日。会場周辺は約5万8千人の観客らでにぎわった。大阪の夏の風物詩としてすっかり定着しているが、実は通常の花火大会ではなく、宗教行事の一環であると知る人は少ないようだ。

「PL花火芸術」2016.
https://youtu.be/8TwwsLSu1PY


 主催する同教団によると、初代教祖の故・御木徳(みきとく)一(はる)氏は生前、「私が死ぬことは、教えが世界に広まることになるのだから、死んだら花火を打ち上げて祝ってほしい」と話していた。このため、前教祖の故・徳近(とくちか)氏が、初代の遺徳を顕彰するため、「PL花火芸術」を始めたという。

5分間で2000発、豪華「スターマイン」で開幕….

 PL花火は世界平和を祈り、初代と前教祖にささげる“音と光の花束”で、同教団にとって重要な宗教行事と位置づけられており、今年で64回目を迎えた。

 今回は5分間に約2千発を打ち上げる「スターマイン」で開幕。続いて、直径約30センチの大玉を使う「名花」が披露され、赤や黄色など“大輪の花”が夜空に咲き乱れた。20カ所から一斉に打ち上げられる花火などに続き、「銀世界」と銘打った終幕では約2700発の花火が真夏の空を染め、大きな歓声がわき起こった。

http://www.sankei.com/west/news/160801/wst1608010070-n1.html

8-1  2013 教祖祭PL花火芸術  img_b49a807044790c39d2612d2aab25e90f115032.jpg
▲2013 教祖祭PL花火芸術
-------------------------------------------------------------------------------
産経新聞 2016.7.25 21:36
【動画】
天神祭クライマックス…花火5千発が夜空彩る.

8-1  天神祭の花火と船渡御=25日午後8時39分  wst1607250085-p1.jpg
▲天神祭の花火と船渡御=25日午後8時39分、大阪市 (安元雄太撮影).

 大阪に夏の訪れを告げる大阪天満宮(大阪市北区)の天神祭が25日、クライマックスの本宮を迎えた。約5千発の奉納花火も打ち上げられ、浴衣姿の見物客らは風情に酔いしれた。

 この日は午後3時半、氏子ら約3千人の「陸渡御(りくとぎょ)」が天満宮を出発。勇壮な太鼓のリズムとともに、「船渡御」の乗船場まで約3キロを練り歩いた。

奉納花火5000発「天神祭」.
https://youtu.be/ux3P4NHQ-d0


 夜には市内中心部を流れる大川での船渡御で、祭神の菅原道真をまつった御鳳輦(ごほうれん)船など約100艘が2時間かけて巡航。赤や緑など色とりどりの花火がムードを盛り上げた。

http://www.sankei.com/west/news/160725/wst1607250085-n1.html
-------------------------------------------------------------------------------
産経新聞 2016.7.28 14:02
30年間花火を撮り続ける“ハナビスト”冴木一馬さんが語る「瞬間芸術」の魅力 関西はド派手、関東はシックにフィナーレ.

8-1  平成24年の「なにわ淀川花火大会」  m_sankei-wst1607280036.jpg
▲平成24年の「なにわ淀川花火大会」=(c)冴木一馬.

 打ち上げ花火に魅せられ、国内外で写真を撮り続けている高槻市在住の花火写真家・冴木一馬さん(58)の活動が今年で30年目を迎えた。写真のほかにも、本や雑誌、テレビなどで花火の歴史や文化、トレンドを発信する“ハナビスト”の冴木さんに、知っていると花火見物がもっと楽しくなるポイントや、関西と関東の違いなどについて教えてもらった。(北村博子)

 昭和62年、冴木さんが29歳の時、仕事で天神祭の奉納花火を撮影。当時、フリーの報道カメラマンとして事件・事故現場の殺伐とした写真を撮ることが多かった冴木さんは、ファインダー越しに見た花火の美しさに癒やされ、以来とりこになった。「時間をかけて作り上げた尺玉が、あっという間にはかなく消える。その瞬間の芸術を写真に収めたい」との思いを募らせ、花火写真家に転身した。

 夏場は車で全国各地の花火大会をめぐり、オフシーズンは海外にも足を延ばす。年間50〜100カ所で花火を撮影するうちに次第に知識も増え、研究も深まった。

 冴木さんによると、夏の花火大会は日本独特の慣習で、江戸時代に川開きと納涼を目的に広まっていったとされる。4重、5重の輪の広がりや、途中で色を変化させる技術は日本独自で、日本の打ち上げ花火の芸術性の高さは、世界でも類を見ないという。

 色は青、赤(紅)、黄、緑、紫、金、銀(白)の7色があり、青は酸化銅、銀はアルミニウムといったように、火薬に金属の粉末を混ぜ合わせて生み出す。花火玉の約千倍まで広がる花火は、風や湿度など自然条件の影響も受けるため想像通りにいかないことも多いが、「それがかえって一期一会の魅力につながっている」。

 近年は夜間でも照明やネオンで街が明るいため、昔に比べて花火にも明るさが求められるようになり、水色やレモンイエロー、ピンクといったパステルカラーなどの新色も生まれた。花火の図柄も、アフロヘアやスイカ、カメなどの新作が続々登場しており、子供たちの人気を集めている。

 また、関東と関西の気質の違いがフィナーレで表れる。派手好きな関西ではまぶしいくらいに明るくなるが、わびさびを好む関東ではシックな色合いで締めくくる傾向があるという。

 関西の中でも“ど派手”なフィナーレで有名なPL花火芸術(8月1日)には、2012年のモントリオール国際花火競技会に日本代表として出場した腕利きの花火師が今年参加。「左右に流れるような吹き出し花火のウエーブが楽しみ」と冴木さんが話すように、例年とはひと味違った演出が期待できそうだ。

http://www.sankei.com/west/news/160728/wst1607280036-n1.html



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【関連する記事】
posted by 大阪のこころさん at 22:00| 大阪 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: